2016/2/29 11:00:54

吠え続けるチワワの吠え癖をなおしたい!

    1.チワワはその性格上吠える事が多い

    ある程度は仕方のない事

     チワワにとって吠える事自体は人が話す事と同じ事で正常な事です。飼い主さんとテリトリーを守らなければならないと思ってしまう性格上、チワワは吠える事が多くなってしまうのです。ただ、吠えるタイミングが悪かったり、吠える回数があまりにも多すぎる事が問題なので人は問題行動とみなしてしつけをしていきます。まったく吠えないようにしつけるのはまず現実的ではないので、ある程度吠える事を認めてあげ、いつどんな時に吠えるのか理解してあげる必要があります。

     

    行動ニーズを満たす事で吠える回数が減る

     吠え癖をなおすには、まず吠える頻度を減らせるようにそういった環境を飼い主さんが作ってあげる必要があります。たまに数回吠える事は問題ありませんが、断続的に吠え続けるという事は、行動ニーズを満たしていないからと言われます。行動ニーズとは、犬が本来持っている特定の行動の欲求の事です。常に動き回る事の出来る空間的自由・探索行動の欲求・社会的な刺激とふれあう機会です。これらが満たされなければ犬はストレスと感じ、ちょっとした物音でも興奮し、吠える事を主に問題行動を起こしてしまうのです。
     チワワにとっての行動ニーズを満たす環境づくりは、寝る時以外の空間的自由(長時間ケージにいれない)・適度な散歩・他の犬や人とのふれあいです。そうする事でチワワにとっての最適な環境を整える事ができるといえるでしょう。   

    photo by Bridget Coila

    2.チワワが吠えた、その時に

    叱るだけのしつけ

     吠えてる時に叱る事ばかりしていませんか?これはまさに間違ったしつけ方法であり、飼い主さん自身がチワワの吠え癖を助長させているのです。飼い主さんが無意識のうちに吠えを褒めてしまっているのです。
     チワワが大人しくしている時は飼い主さんは無視をしている(静かに読書やテレビを観ていたり)→チワワが吠える時にだけ注意を向ける。こうした流れにより、チワワは吠えてないと構ってくれないけど、吠えると飼い主さんは自分を見てくれると勘違いしてしまうのです。間違った事を叱るのは正しいのですが、必ずしもそれが正しいとは限らないのです。

    photo by Don DeBold

    絶対にやってはいけない事

     吠えるたびに罰を与えると、罰=飼い主さんと勘違いする事があります。飼い主さんがいる時は吠えなくなるかもしれませんが、飼い主さんが不在の留守番の時にだけ吠えるようになるという問題行動になってしまう恐れがあります。
     また、吠えてはいない時に断続的に吠えられてしまうと、どうにかして黙らせようとなって近寄って優しく声をかけたりなだめたり、最悪な方法としておやつを与えて誤魔化そうとする飼い主さんもいます。これは絶対にやってはいけません。今までやってきたすべてのしつけを覆してしまう、チワワの服従性をなくしてしまう行為であるのです。

    3.正しいしつけ方法を学ぼう

    褒める事と叱る事の両立

     犬が吠える事はある程度仕方ありませんが、上記の通り、吠えてはいけない場面で吠える事はやめさせなければなりません。叱る事もできない、なだめる事もできないとなると、正しいしつけ方法はどういうものでしょうか。
     チワワが吠え始めたらすぐに近づき、口をつかみ顔を飼い主さんの方に向けます。にらみつけ、一言「イケナイ」と低い声で叱りましょう。吠えられない状況をつくる事で、チワワに吠えてはいけない状況を察するようにさせ、大人しくなったところで褒めます。以上の事を繰り返してあげる事で、そのうち吠えなくなります。その吠えてはいけない状況の時に、チワワが学習して吠えずにいたら、今まで以上にオーバーに褒めてあげます。
     こうして犬に「吠えたら不快な顔して叱りに来る」と「吠えなければ楽しそうな顔で褒めに来る」の二つの行為と結果を教えてあげる事でより学習しやすくなるのです。

     

    チワワに学習させる事ができるのは飼い主さんだけ

     1日24時間間違った事をしているチワワはいません。吠えた時に熱心に叱る飼い主さんは多いですが、チワワが行儀よくしている時に褒めている飼い主さんは実はほとんどいないのです。すべて無意識の結果です。行儀よく良い子にしている事=正しい事をしていても、それを知る機会がないため、チワワは学習する事ができません。学習するのは、飼い主さんがいる時に吠えるといやな事が起きると覚えるだけです。叱るしつけだけではなく、褒める事を強化してあげるしつけが、愛情深いチワワにとって最高のしつけ方法となるでしょう。 
     
     
     
     

     

    photo by S. J. Pyrotechnic

    吠える事をコントロールする

     吠えたら飼い主さんが指示して吠える事をコントロールする事も良いでしょう。「スワレ」「フセ」といった指示を出す事でコントロールします。犬は基本的に吠える時は立っている事が多いので、立たせない格好にして吠えにくい状態にする事でチワワが吠えないようにします。また、「フセ」は服従の意味もあるためさらに効果的と言えます。こうしてコントロールしてあげる事で飼い主さんに注目させられるので非常に良いしつけ方法なのですが、指示を出して褒めるタイミングが難しいため、少しでもタイミングがずれてしまうと失敗してしまう可能性があります。飼い主さんと飼っているチワワとの相性次第でしつけの方法を決めると良いでしょう。