2016/2/29 11:01:00

とってもかわいい仔犬のチワワ・・・でも可愛がり過ぎはよくない!?

    1.可愛がりはチワワにとってよくない!

    一歩間違えると分離不安に

     とても見た目が可愛いチワワ。その大きさはもとより、目が大きいところ、ぷるぷる震えているところ、困った表情をしているところなど、魅力的な部分をあげだしたらキリがありません。特に仔犬のうちはついつい可愛がって甘やかしてしまうに違いないでしょう。ですが、仔犬の頃からのしつけ次第で成犬になった時、良い子かどうかが決まります。可愛がり過ぎる事で、まず将来大きな問題にぶつかります。それは【分離不安】です。

     

    分離不安とは?

     飼い主さんが不在時に、犬が家の中を荒らす行為を【分離不安】と言います。飼い主さんがいない寂しさから異常に不安になってしまう症状の事です。普通の分離不安ですと、吠えたりかじったり、ソファを掘ったりなどの行動をとります。ですが、この分離不安が悪化してしまうと、飼い主さんが出かけるそぶりを見せるだけでそわそわしだします。ベッドの下に隠れたり、足に咬みついたり、よだれを垂らしたりなどです。一人になると途端にとてつもない不安に襲われ、吠えたり、または自傷行為を繰り返してしまいます。特にチワワは愛情深い犬種でして、飼い主さんに依存する傾向が強いです。飼い主さんの極度な可愛がりが、こうした分離不安につなげてしまうのです。   

    photo by kenichi nobusue

    分離不安の逆、分離快感

     分離不安の逆、分離快感というものがあるのをご存じでしょうか。飼い主さんの不在時に家の中のものをかじったり荒らしたりする行為は実はこの分離快感である事が多いのです。いつも自分を叱る人がいなくなったら、犬はどう思いますか?叱る人がいなくて寂しいと思いますか?そうではないはずです。チワワは頭がいいので「怒る人がいない、今がチャンスだ」と学習します。
     飼い主さんがいる時はソファや机の脚を咬むと叱られるけど、いない時こそ犬としての欲求を満たすチャンスなのです。頭の良いチワワは何度も叱られた経験を活かし、飼い主さんがいない時に行動を起こしてしまうのです。

    photo by Barn Images

    2.正しくしつけてお利口さんに

    間違ったしつけ方法

     チワワの仔犬の頃は、それはもうとてもかわいいものです。飼い主さんが仔犬を迎えた事で舞い上がり、チワワの事を叱る事なく自由気ままにさせます。特に咬まれても大して痛くないですから、本当に大したことないと思って放置する飼い主さんが結構多かったりするのですよね。成長していくにつれ、そろそろしつけなきゃダメかなと思った飼い主さんはいきなり叱る事を始めます。
     しかし、チワワはそんな人間の事情を理解する事なんてできません。普通に遊んでただけなのに、なんでいきなり怒るの?と悲しむだけです。最悪の場合、吠えたり家の中のものを壊したりするチワワを煩わしく思い、ケージに閉じ込めてしまう飼い主さんも出てきます。それまで自由だったのにいきなり自由を奪われたチワワはストレスを感じ、さらなる問題行動を生み出すのです。

    飼い主さんが不在でもお利口さんでいるためには

     まず、仔犬が一人でも家の中を荒らす事はしないという確信を持つまでは、飼い主さんが不在時に動き回る事のできる自由をチワワに与えないようにしましょう。ケージに慣れる事から始めます。留守番とどういう関係が?と思うかもしれませんが、まずは一人でいる空間に慣れる事で、徐々に分離不安や分離快感を起こす事なく留守番ができるようになるのです。飼い主さんが家にいる時にチワワをケージにいれ、ケージの中には夢中になれるようなおもちゃを入れてあげます。最初は短い時間からスタートさせ、だんだんと長くしていきましょう。

    photo by ajari

    応用編

     では、一人でいる空間に慣れた頃、次は留守番するためのお部屋を一つに決めましょう。居間でもキッチンでもどこでも構いません。そのお部屋に、チワワと飼い主さん二人きりになり、たくさんのおもちゃを用意してあげます。もしもソファなど噛んではいけないものを噛もうとしたらすぐさま叱りましょう。おもちゃで遊び始めたらよく褒めてあげます。こうして、噛んだら叱られるもの、噛んだら褒められるものをチワワに理解させましょう。
     慣れてきたころに、まずは短時間から留守番をさせていきます。飼い主さんが帰ってきて部屋に問題がなければ徐々に時間を長くさせたり、行動できる範囲を広くしていきます(部屋を増やす)。この時やってはいけない事は、もしも部屋にある何かかじったあとがあった時に叱る事です。だいぶあとから叱られても、言葉を理解してるわけではありませんから、チワワは混乱してしまうだけです。ただ意味もなく叱られてしまったと学習してしまうので、飼い主さん=嫌な人となる可能性がでてしまうのです。 

    photo by anthony kelly

    仔犬の頃はメリハリをつけて接してあげる

     可愛がれば分離不安になりますし、叱れば分離快感を起こしてしまう。仔犬の頃の接し方次第で成犬になった時にどのように問題行動として表れるのか変わってきます。もちろん理想的なのは、問題行動を起こさない事ですが、そのためには仔犬のうちから褒める、叱るを区切りつけて接するようにする事が大事でしょう。

お役立ちコンテンツ