2016/4/25 19:00:51

続・言葉を話せなくても思いは伝わる!チワワの気持ちをボディランゲージで読み取ろう♪

    1.犬独特の気持ちの表現の仕方

    犬にあって人にないもの

     チワワの気持ちを読み取るにはまず顔の表情から確認する事ができます(詳細はこちらから)。
     人間は表情筋が豊かなため、顔の表情で喜怒哀楽を表しますが、犬の場合、表情だけでなくさまざまな方法でその時の感情や考える事を表します。

     犬にあって人にはないもの、それは尻尾です。生物学的に尻尾はもともと身体のバランスをとるためのものでありますが、犬は、この尻尾をつかってコミュニケーションをとります。

     
     
     

    尻尾の高さと動きについて

     尻尾は、位置でそのチワワ自身の社会的地位を誇示する意味があり、尻尾を振る動きや早さからその時の興奮や緊張度合がわかります。
     
     尻尾が高ければ高い位置にあるほど自信があり強さを示します。逆に低い位置にある場合は恐れを感じ、服従を示します。低いだけでなく、場合によっては両脚の間に尻尾を挟み込む事もあるでしょう。
     尻尾が小さく揺れている場合は、挨拶でもあり自己アピールしている時です。大きく揺らしている場合は、親しみを意味し、好意を抱いています。大きくブンブンと激しければ激しいほど喜びの度合が強く、興奮しています。
      
     尻尾の位置は個体差によって異なります。普段からのチワワの尻尾の位置を把握している上で上記を参考にしてください。また、尻尾を揺らしている時は「喜んでいる」とは一概には言えず、「困惑」している感情が入り混じっている場合もあります。その時は表情を見てみましょう。喜んでいる時はリラックスした表情を浮かべているはずです。

    2.人にはマネできない動き

    ボディランゲージ

      尻尾の動きだけでなく、表情や身体全体の動きを見てチワワが何を考えているかよく観察してあげましょう。
     犬は人にはマネできない独特な動きをして身体全体を使って自己アピールをします。身体が小さくてもチワワもボディランゲージをしっかりと表現します。
     
     このボディランゲージは、チワワの心理状態や、社会的地位を表します。ボディランゲージを把握していれば、自ずとチワワの事をもっともっとわかるようになるでしょう。

    遊ぼう!!

     身体を低くした状態で前脚を伸ばし、お尻(尻尾)だけを上げるポーズは、一番よく見られるであろう犬独特のボディランゲージの一つであります。尻尾を大きく揺らし、興奮気味に高い声で吠える時も見られます。
      
     犬同士で遊ぶ際、遊びを始める合図としてチワワはこのポーズをとり、遊びを誘います。特に年齢差に大きく差があいてるわけではなく社会的地位が近しい犬同士の場合、片方がこのポーズをとると呼応するように同じポーズをします。
     お互いしばらく向き合ったまま見つめ合い、そのまま遊び始めるのです。おそらく、犬同士にしかわからない会話をしているのでしょう。
     
     これはもちろん飼い主さんに対してとる時もあります。チワワがこのポーズをとった後、いきなり室内を走り回ったり始めたという経験をされた方はきっと少なくはないはずです。
     あまりにも室内を走り回るので、ついつい叱ってしまいがちですが、チワワは大興奮しているので言う事を聞かないかと思われます。
     遊ぼうというサインですので、一度落ち着かせてから遊んであげると良いでしょう。

    photo by Kendra Goering

    あなたに服従します

     身体全体を低くしした体勢で鼻面を上げ、眼を細めたまま見上げてきます。その際、さかんに舌をぺろぺろと忙しなく出し入れし、尻尾は垂らした状態で先をわずかに揺らします。
     このポーズは争いを避けるため、相手に服従の意思を伝えるためにするとされており、また、尊敬、感謝という意味も含まれております。
     
     飼い主さんに対してチワワがこのポーズしながら近寄ってきた場合、それは飼い主さんに対して尊敬、感謝していて、甘えている証拠です。
      

     これらの行動は人間でいう、ありがとうとお礼を言ったり申し訳ありませんと頭を下げたりする行為に相当します。

     そして、もう一つ服従のサインとして、仰向けになってお腹を見せるポーズがあります。これは相手に対し強い恐怖感を抱き、攻撃をしないでほしいと懇願する正に完全服従と言えるサインです。
     更にこれは飼い主さんに見せる時がありますが、その時の表情を見てみましょう。穏やかな顔をしていれば尊敬、感謝の意思を伝えているのです。

    こっちへ来るな!

     威嚇は威嚇でも、二つの意味があります。攻撃性の強い、相手の出方を伺いながら行動次第では咬みつくぞ、という意味のある威嚇と、服従ではないが、相手に対して強い恐怖を抱いてるがどうしたらよいかわからずに困惑している威嚇です。
     
     攻撃性のある威嚇の特徴としては、四肢をふんばり、身体をこわばらせ、尻尾を上げた体勢です。その時、チワワは唇をめくり上げ、鼻と額に皺が寄っている事が多いです。尻尾はかすかに揺れています。
     個体差がありますが、気の強い子は、相手が何も攻撃性のあるサインを出さなければこの威嚇だけで終わるでしょう。

     困惑している時の威嚇は、身体全体を低くし、尻尾を両脚の間に挟み込み、鼻の上に皺を刻み込ませます。
     追い詰められている時にこのポーズをしますが、場合によっては咬みつく事があります。社会性のない臆病になってしまったチワワが、他犬に対してこの威嚇のポーズをする事が多いです。