2017/5/10 09:20:12

飼う前に知っておきたいチワワのしつけ方法まとめ!

    1.甘やかしすぎ厳禁!犬にしつけをしないと大変な事に

    可愛い愛犬チワワだからこそ厳しく!

    チワワ

     守ってあげたくなるような困った表情とクリクリなお目目、大きな耳に詰まったマズル、そして何より小柄で可愛く、家庭犬としてとっても人気の高いチワワ。しかしチワワは比較的“しつけが難しい犬種”だと言うのをご存知でしょうか?
     
     チワワの性格は“気が強くわがまま”な傾向があります。もちろん生まれ持った個々の性格もありますが、飼い主が大好きで愛情深い反面、気分がコロコロ変わるマイペースな性格の子が多いようです。そして、臆病な性格から警戒心が強く、ついつい攻撃的な行動を起こす事もあります。しつけもしないで自分の思い通りに育ってきたチワワは飼い主の言う事を聞かずに、自分中心の生活をしてしまうのです。
    ご飯やおやつを食べたい時は吠えて催促!トイレも好き放題!いたずらだって何か悪い事しました?と言う顔。そして、最悪叱った飼い主に逆切れで唸ったり、噛んだりする犬になってしまう危険性があるのです。また、賢い犬種にもなるので違った方面にしつけを行ってしまうとそこから矯正するのも難しくなってしまいます。人と犬との主従関係も崩れ、愛犬との楽しい生活どころではなく犬の機嫌取りの生活になってしまうのです。 
     
     どの犬種でも、犬と人との幸せな生活には“しつけは必要不可欠”です。チワワの見た目は可愛らしく、ずっと甘やかしてあげたい気持ちはありますが、メリハリをつけた生活が出来るようにしつけを頑張りましょう!チワワは体も小さく飼いやすいのはもちろんの事、その小ささから“一緒にお出掛けがしやすい犬種”です。しっかりとしつけを行いマナーが守れるチワワになれば、様々な場所へ遊びに行き思い出もたくさん増やせますね。また、家族が増えた時や、子供が遊びに来た時にも安心して愛犬と子供を触れさせ合う事もできますね♪
    今回は、そんな人気犬種チワワのしつけ方法に加え、しつけの基本や服従訓練、子犬の馴致などより良いチワワライフを過ごせるための情報をまとめましたのでぜひご覧ください。

    2.しつけの基本を学ぼう

    まずは主従関係・信頼関係が大事

    チワワ

     しつけに関して最も大切な事は犬と飼い主との“主従関係”です。犬は家族に順位(上下関係)をつけて、自分より上の者に従う習性があります。問題行動をしつける時、新しい芸を覚える時、“自分より下の者に命令されても基本言う事を聞きません。”犬が飼い主より上位だ!と認識してしまうと数々の問題行動に発展してしまう事もあるのです。しつけの面だけではなく、犬と暮らす上で飼い主がチワワのリーダーになる事は必ず必要だと言う事を覚えておきましょう!
     
    そしてまた犬との信頼関係も大事になってきます。チワワも嫌いな人に命令されるのは嫌ですし、聞きたくないですよね。しつけの範囲で飼い主がチワワを叱る事も重要です。しかし、信頼関係が出来ていないと「ただ怖い人から怒られてる」としか思えません。犬に「この人の指示を聞くのは楽しい!」「飼い主さんが喜ぶのが嬉しい♪」と思わせるような飼い主さんになりましょう!大切な愛犬でもあるチワワに愛情を持って真摯に向き合えば、不思議と信頼関係は築けてきます。しかし、『愛情=とにあく甘やかす、チワワ中心の生活』では無いのでそこは注意をしましょう。しつけも訓練も楽しく行えるように、愛情を持って接してあげる事が大事です。

    家族で協力してチワワを良い子に!

    家族

    家族の一員として迎えられたチワワは、お世話する人やいつも可愛がっている人だけではなく“家族全員で協力してしつけ・訓練”を行うようにしましょう。特定の人のみがしつけや訓練をしてしまうと、犬にとってはその人だけがご主人になりその人の言う事しか聞かなくなってしまいます。また、吠えや噛み癖などの問題行動も一人でしつけを行うより、家族みんなで協力して行った方が犬の理解も早くなります。犬を飼うのは“家族の協力が必要不可欠”です。みんなで可愛がり、誰でもお世話が出来るようにするのが望ましいです。
     
     家族や、複数人で1匹の犬をしつけする時には“コマンドを統一する”ようにして下さい。コマンドとは、「オテ」や「オスワリ」などの指示の事です。チワワは人間の言葉を理解している訳ではないので、「オイデ」や「コイ」、「ヨシ」や「イイヨ」を一緒の意味と認識出来ません。そのため人によってコマンドを使い分けてしまうと何が何だかわからずチワワも混乱してしまうのです。それと同じ理由で、“褒める言葉、叱る言葉も統一する”ようにしましょう!みんなで話し合い、コマンドや褒め言葉、叱る言葉を決めてからしつけをしましょう。また、犬は高い声が好きで、唸るような低い声は少し苦手です。褒める時は「今は褒めているんだよ!」と高い声で、叱る時は「今のはダメだよ怒ってるよ!」と低い声で、場合によって声のトーンを変えてあげましょう。
     
    <コマンドについてまとめ>
    ・犬が混乱しないようにコマンドは統一する
    ・「オスワリ」等のコマンドを連呼しない
    ・褒める言葉、叱る言葉も統一する
    ・コマンドは短く、人も言いやすく犬も聞き取りやすいものに
    (例)褒め言葉:イイコ、グッド 叱る言葉:ダメ、NO
    ・褒める時は高い声で褒めましょう
    ・叱る時は低い声で

    しつけは根気良く、褒めて伸ばそう

     チワワのような少し強気な性格のワンちゃんは、あまり叱る事がないようにし良い事をした時“めいっぱい大げさに褒めましょう!”そして、褒める時は良い事をした“直後に即褒める”事が重要です。これは悪い事をした時にも言える事なのですが、行動をした直後に褒めたり叱ったりしないと犬は何に対して褒められているのか叱られているのかわかりません。間違っても、過去の事をくどくど怒らないようにしてあげましょう。
     
    しつけは根気がとても必要になるものです。何度やっても上手くいかない時も、イライラせずに根気よく向き合っていきましょう。また、一概に“これが正しい!”と言われているしつけ方法はありません。様々あるしつけ方法から愛犬にあったものを飼い主さんが選び実践してあげて下さい。

    チワワのしつけでやってはいけない事

    チワワ

     チワワのしつけや訓練の上でやってはいけない事があります。それは“叩く事”です。当たり前の事のように聞こえますが、言う事を聞かないチワワにたいしてついつい手が出てしまう事も全く無いとは言えません。「叩く」という罰はしっかりと力加減やその子の性格、体格を理解した上でしつけの範囲内で行う事はありますが、チワワに関しては叩く罰は好ましくありません。
     
    臆病な性格のチワワは、叩かれた事に対しての恐怖が勝り“叩かれて怖かった”事しか残りません。そして、強気な勝気チワワを叩いてしまうと自己防衛や逆切れで噛んでくることもあるのです。また、世界で最も小さい犬種であるチワワは他の犬種と比べ衝撃にとっても弱いです。そのため、飼い主さんが大事な愛犬に思いもよらないケガをさせてしまう場合もあります。叩くという罰はタイミングも難しく、逆効果になる場合もあるので行わない方がいいでしょう。

    3.犬の学習方法を知ろう

    ●古典的条件付け

     チワワはどのようにしつけを理解しているのか、犬の学習について一般的な“古典的条件付け”“オペラント条件付け”について簡単にご説明をします。
     
     初めに古典的条件付けの説明をします。皆様はパブロフの犬をご存知でしょうか?ロシアの生理科学者パブロフが犬に対して行った唾液分泌量の実験で、とある犬の条件反射が発覚したのです。パブロフは、犬がご飯を貰う直前とご飯を与えている時、同じ量の唾液が分泌されている事に気づきました。そして、犬が「何かの条件・刺激=ご飯」と学習し、結びつけているのではないかと考えたのです。そして、ご飯の前には必ずメトロノームの音(条件刺激)を聞かせてご飯を与え続けてみました。
     
    犬にご飯を与える時に唾液が出る事は“生理的行動”であり、ご飯の臭いなどの刺激によって無意識に起こる事です。当たり前の様に、メトロノームの音の刺激では唾液は分泌されません。しかし、メトロノームの音を聞かせ続け、ご飯を与えた犬はメトロノームの音の刺激で唾液を分泌するようになりました。これは犬が、“メトロノームの音=ご飯”と学習し、無意識に唾液が分泌される反射です。この条件を“古典的条件付け”やレスポンデント条件付けと言います。
     
     この古典的条件付けは、今現在“クリッカー”を用いたしつけや問題行動改善などに応用されています。クリッカーはボタンを押すとカチッとなるしつけ道具です。クリッカーは、褒め言葉の代わりに使用され、言葉とは違い一定した音で犬も褒められている認識が持ちやすいのがメリットです。ただ、“「クリッカー=褒め」”と条件付ける必要があるのですぐに使用出来るものではありません。また、この古典的条件付けは悪い方の学習にも大きく関連しています。例えば、愛犬のチワワが嫌いなワクチンや狂犬病の注射を接種する動物病院にいる白衣の先生。チワワは「白衣=注射、痛い」と認識し、白い服を着ている人やそれっぽい服を着ている人を嫌がる事があります。これも似たような刺激に反応する条件付け、“刺激般化”と言われています。

    〇オペラント条件付け

    チワワ

     オペラント条件付けは、20世紀アメリカのスキナーによって命名され動物たちが“学習により自発的な行動”をする事です。
    このような動物の行動・学習に対する実験は19世紀末期頃から行われ、アメリカのソーンダイクは“ソーンダイクの問題箱”を作りました。猫を箱の中に入れ、たまたま目の前にある紐を引くことにより扉が開きご飯が食べられる仕組みです。この種の動物の学習を、「効果の法則」と呼ばれていました。そして、このような学習の実験は20世紀、スキナーが引き続きマウスによって実験を行っていきました。
     
    スキナーは、ソーンダイクの問題箱を参考にし“スキナー箱”を作成しました。スキナー箱にはレバーが付いておりこの“レバーを引くと餌が出てくる仕組み”である。最初は偶然レバーを引き、餌を食べる事の出来たネズミも徐々に「レバーを引く=餌」を学習し条件付けます。今まで自らレバーを引くことの無かったネズミが“自発的にレバーを引く”ようになるのです。
     
     現在この“オペラント条件付け”は犬のしつけやトレーニングを行う上で、とても重要なものになっています。ソーンダイクは、動物に起こりうる行動が自分たちにとって良い事であればあるほどその行動は増し悪い事であればあるほどその行動は減ると解明しました。チワワの「トイレのしつけ」や「吠えの問題行動」などもこのオペラント条件付けで、本来行う事のない行動を促したり抑制したりするのです。

    ◎オペラント条件付けの種類

    犬 勉強

     先ほど、ソーンダイクの解明した事実でもあったように動物は自分にとって“良い事があればその行動は増え”、逆に自分にとって“悪いことが起こる行動は減ります。”そして、行動が増える事を“強化”と言い、行動が減る事を“罰(弱化)”と言います。
     
    この強化を起こすために使うのが犬の大好きなおもちゃやおやつの“強化子”または好子であり、逆に行動を減らす罰を起こす犬の嫌がる刺激を “罰子”または嫌子と言います。そして、大好きなおもちゃを取り上げられ犬が嫌な思いをするのも罰子、犬の嫌がる刺激を取り除いてあげる事は犬にとって嬉しい強化子となってしまうのです。少しややこしい話ですが、この強化と罰でオペラント条件付けには4つの種類があります。
     
    <正の強化>
    正の強化は最も基本的なしつけ方法です。犬が正しい行動をした時に、その行動を強化させるために強化子(おやつなど)を与え“その行動を自ら行う”ようにします。芸を覚えさせたい時や、トイレを覚えさせたい時にも有効です。
    (例)スワレを教えたい時
    チワワに「スワレ」とコマンドを出しながら正しく座らせる

    しっかりとスワレが出来た時のみに、強化子を与えて褒める

    「スワレの行動から、自分に良い事が起こった!もっとやった方が良いかも!」
    他のコマンドもそうですが、スワレのコマンドを出してもいないに座った場合には褒めないように気を付けましょう。しっかりと“飼い主さんがコマンドを出した時のみ”強化子を与えるようにします。
     
    <負の強化>
    負の強化は、飼い主さんにとって止めて欲しい事が強化されてしまう事です。犬にとって嫌な事が起こった時、自分が起こした行動によってその嫌な事が無くなると“嫌な時にその行動を行う”ようになってしまいます。吠え癖や噛み癖の問題行動も、この負の強化で行動が強化されてしまっている場合があるのです。
    (例)お手入れ中に噛むチワワ
    お手入れの最中に、チワワが嫌がり思わず飼い主の手に歯が当たってしまった

    飼い主がお手入れを途中で止めてしまった

    「噛んだら嫌なお手入れをやめてくれるぞ!お手入れされたら噛んでやろう!」
    そして結果お手入れには噛む子になり、よりお手入れが大変な子になってしまうのです。負の強化が激しくなる前に、正の強化で正しい行動に持っていけるようにしましょう。
     
    <正の罰>
    正の罰は、犬に不快感・嫌な刺激を与えて“その行動を減少させる事です。”吠えた際に遠隔で犬の嫌な臭い・音が出る吠え防止グッズや、チェーンチョークなどもこの正の罰を利用しております。
    (例)チワワの吠え癖を止めさせたい
    チワワがインターホンに吠える!!

    吠え防止グッズによる嫌な刺激や、大きな音などチワワの嫌がる事が起こる

    「これって吠えたから嫌な事が起こるのかな、止めようかな」
    これも強化と同じで最初は何故自分に罰が起こるのか理解出来ませんが、繰り返す事により学習し、その行動が減少していきます。この正の罰を利用したしつけを行う場合には“飼い主さんが直接罰を下すのはオススメしません。”吠えの場合は、飼い主さんがいる時だけ吠えない子になる場合もありますし、とても臆病な子は飼い主さん自体が嫌いになってしまう危険もあります。大きな音で止めさせる時も天罰の様に、飼い主さんがやっていると思われないようにした方がいいでしょう。吠えるのを止めたら褒めるのも忘れずに!
     
    <負の罰>
    犬の起こした行動によって自分の好きな物が無くなってしまう、結果自分によって嫌な事が起こるためその“行動が減少していく”のを負の罰と言います。
    (例)チワワが遊びの最中噛んで来る
    チワワが遊びに興奮し、思わず飼い主さんの手に歯が当たってしまった

    飼い主さんが急に無視し、遊んでくれなくなった

    「あー歯が当たっちゃったから遊んでくれないのかな、気を付けよう」
    せっかく楽しく遊んでいたチワワは、飼い主さんが遊んでくれなくなった事(罰子)で噛む現象は減っていきます。犬は口で遊ぶので多少歯が当たってしまうのは仕方ありませんが、全てを許してしまうと平気で噛む子になるので注意が必要です。

    4.チワワのしつけ方法

     

    ●チワワの吠え癖をなおそう!

    どんなしつけ方法が有効?

    チワワ

     チワワは警戒心が強い性格上に、インターホンの音や来客に吠える子が多いです・そこから吠え癖と言う問題行動に発展しがちですが、チワワもしっかりとしつけを行えば吠え癖をつかないようにする事が出来ます!まず初めに、犬は人の様に言葉を話す事が出来ません。その代わりに吠えて自分の意思を回りに伝えます。その為、“全く吠えないようにするのは不可能”とだけ頭に入れておいてください。人間も永遠に喋らないで!と言われたら周りとの意思疎通も出来ない上に、自分の気持ちを訴える事も出来ません。しかし、外出先や来客時、吠えてはダメなところではしっかりとしつけるべきです。インターホンや来客、外出先でしっかりと吠えを抑制出来るようにしましょう!
     
     無駄吠えの改善には、“正の罰と正の強化を使い分け”をしたしつけを行います。吠え癖の場合には、罰(嫌な事)を“犬の注意を引けるものや、吠え防止グッズ”を利用するのがオススメです。そして、強化に使う強化子は“飼い主さんが褒める事&おやつなど”を使用します。先ほども少し話したように、吠えを止めさせる時は飼い主さん自身で罰を与えるのはあまり好ましくありません。特に、家の中でのインターホン吠えや来客吠えは、飼い主さんがいる時は吠えずに、飼い主さんが家にいない時は吠えまくる可能性もあるのです。間違っても“チワワが吠えた時甘やかすように優しくなだめたり、おやつを与えたりは決してしないで下さい”。甘えん坊のチワワは「吠えたら構って貰えた!おやつをくれた!」と間違った学習(負の強化)をしてしまい、余計吠える犬になってしまいます。

    これでうちの子も吠えないチワワに!

    チワワ

     吠えを制御するにはいくつかの方法があります。<飼い主さん自身で罰を与える(叱る)方法>、<吠えた時飼い主さん自身で罰を与えない方法>、<コマンドを出し犬の気を逸らす方法>など様々な方法があります。どのやり方も吠え終わったらたくさん褒める事には変わりありません。家での吠えを抑制する場合には<吠えた時飼い主さん自身で罰を与えない方法>をオススメしますが、外出先でも吠えを抑制出来るように、吠えがイケナイ時はしっかりと叱る<飼い主さん自身で罰を与える(叱る)方法>、<コマンドを出し犬の気を逸らす方法>も重要なのです。
     
    <コマンドで犬を落ち着かせる方法>
    外出先ではなかなか、大きな音を出す事も難しく、吠え防止の首輪を使うのも気が引けますよね。そして何より、グッズの刺激(罰)に慣れたり、元々があまり気にしなかったりする子もいます。飼い主さん自身でしっかりと叱り、褒める方法も効果的ですが、コマンドで落ち着かせる方法をご紹介します。この方法は、チワワとのアイコンタクトが出来てある程度のコマンドが出来ている事が必須です。少し上級者向けのしつけ方になりますが効果的な上、外出先でもかっこよく吠えを止めさせる事が出来ます。
     
    ➀チワワが吠えた時、飼い主がチワワの名前を呼び自分に注視させる
    ➁スワレやフセのコマンドをし、少し落ち着かせる
    ➂しっかりと落ち着き、飼い主とのアイコンタクトが出来ていれば褒める

    ●チワワの噛み癖をなおそう!

    噛み癖は放っておかない

    チワワ

     チワワの吠え癖の次に厄介な噛み癖、これは放置をしてしまうと段々と悪化し知らない人、飼い主さんに本気で噛むようになってしまいます。吠え癖は近所に迷惑がかからない程度ならいいやと妥協する方もいますが、“噛み癖は妥協をしない方がいい問題行動”です。もし、赤ちゃんや子供、子犬など新しい家族が出来た時に噛みつく子であればケガをさせてしまう可能性があります。また止めようとした飼い主が噛まれ、手に負えなくなり、愛犬を手放すなんて事にも発展しかねないのです。
    ☆犬が噛むという行動には様々な気持ちが込められています。
    ・歯が痒いから噛む
    ・構って欲しくて家具、手を噛む
    ・手がおもちゃで、遊び感覚で噛む
    ・恐怖、防衛本能で噛む
    ・イライラして怒って噛む など
     
    歯が痒いや、防衛本能で噛む事は歯の生え変わりであったり、恐怖からであったりその子の性格からくる事もあるので完全に防ぐのは難しいです。しかし、自分の思い通りにいかないから噛み、飼い主さんが触ろうとして噛むのは絶対に止めさせなければいけません。噛みは精神的病気や過去のトラウマ、性格の問題から本気噛みをしてしまう場合もあります。どうしても手に負えない場合には“ドッグトレーナーや行動学の専門医に相談する”のも一つの手です。

    噛まないチワワは子犬の時期が大事

    チワワ

     子犬の頃に甘やかされて、何でも許されてきたチワワは成犬になって噛む子になってしまう子が多いです。噛まないチワワにするためには子犬の頃から“服従訓練”をしっかりと行っていきましょう。服従訓練は、チワワに飼い主さんの言う事はしっかり聞く事!飼い主さんの方が上で偉い!飼い主と愛犬との主従関係を覚えさせる訓練です。服従訓練には“ホールディング”などの服従ポーズをさせたまま静止、飼い主さんが犬のどこを触っても嫌がらない訓練や、飼い主と一緒は落ち着けるんだよと教えます。
     
    服従がしっかりチワワは基本噛む事は無いです。しかし、気が強いチワワは子犬であっても不機嫌な時、お手入れなどの嫌な時、噛みついてきたり唸ったりしてきます。その際に、飼い主さんが触るのを止め、お手入れを止めてしまうと“負の強化になり次からどんどん唸って噛む子”になっていきます。噛まれるのは痛いですが、気が強い子にもしっかりとイケナイ!ダメ!という事を教えていきましょう。
     
    <噛みを止めさせるしつけ例>
    ・噛んできたらダメ!イケナイ!など決めておいた叱り言葉を大きく低い声で言う
    ・噛んでもいいおもちゃやガムを与える
    ・大きな音を立てて驚かせる
    ・マズルを掴んで叱る など
     
    どの方法もしっかりと“噛むのを止めたら褒めて下さい!”その子にとって怒る行為が逆効果になる場合もあります。そして、噛むという行為には様々な気持ちが込められているのでしっかりとその気持ちを理解した上でしつけをおこないましょう。そして、手に噛みつく場合“人の手が苦手”な場合もあり得ます。落ち着いている時、いつもと変わらないで生活をして落ち着いている時体を撫でながら優しく声をかけてあげましょう。

    さいごに

    しつけは難しい

    チワワのしつけの上での問題や、犬のしつけ学習についてを長々とご説明をしてきましたが、改めてしつけは難しい事がわかりますね。犬も子供のしつけと同じように“根気”が必要な作業になります。1つの事を覚えるのに時間がかかる子もいれば、すぐ覚える子もいます。また、しつけには様々な方法がありその子その子によってしつけ方法が異なります。困ったときにはプロの方に頼るのも必要です。ドッグトレーナーによってもしつけ方やしつけ方針、人と飼い犬とのあるべき関係性や考えが違います。うちの子チワワに合ったトレーナーさんを探しましょう。愛犬にしっかりと愛情を持って接し、飼い主さんとの生活をしつけでより良いものにしましょう。

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