2017/5/10 09:13:30

チワワを迎えるのに大切な知識!ブリーダーや里親について知っておこう

    1.小っちゃくて可愛いチワワが飼いたい!

    どこからチワワをお迎えしますか?

    チワワ

     犬を飼うにあたって、ご飯やケージやお手入れ道具などを揃えて、その犬種についての知識や飼い方しつけ方を知るのはとても重要な事です。しかし、“どこでどんな子犬”を迎えるのかも大変重要になってきます。どこで購入するにもそうですが、一度契約をしてまったらその“子犬は家族の一員”になります。契約の中にも色々な決まりがあり、条件が合えば購入した子犬を犬舎やショップに戻したり、違う子と交換したりする事が出来ます。しかし、よっぽどの事が無い限りその条件は適応されない事がほとんどです。その上、気に入って迎え入れた子をその様な形で手放したくないですよね。そうならないためにも、この先何年も共に過ごすペットである家族は“慎重に選ぶ必要がある”のです。
     
    チワワを飼いたいと思っていても皆様はどこから子犬を迎え入れますか?犬舎で犬の繁殖を行っている“ブリーダー”から、そのブリーダーが卸している子犬を販売している“ペットショップ”から購入するのか、はたまた保健所やボランティアから引き取り“里親”になるのか。様々な選択肢がありますよね。今回はどこからチワワを購入した方がいいのかをメリットとデメリットを合わせてご紹介をしていきます。

    2.ブリーダーについて

    2-1.ブリーダーってなに?

    子犬
    photo by wsilver

     「ブリーダー」は英語Berrd(ブリード)から来ている言葉です。Berrdは、動物が自分の子を産む、繁殖させる、育てる、改良するなどの意味合いを持ちます。そして、Berrdする人を“Berrdrr(ブリーダー)”と言います。犬のブリーダーとは、“犬同士を掛け合わせ繁殖”をさせて飼育している人全般をさします。
     
    ブリーダーは一概に『犬のブリーダー』だけでなく、『猫のブリーダー』もいますし『馬のブリーダー』もいます。馬のブリーダーは競走馬に使用する速い馬を作出させるために、速い馬同士を掛け合わせ繁殖させているのです。そしてそれは犬や猫のブリーダーにも言え、より良い個体を作るために“良い個体同士”、繁殖に使うべき個体を合わせ繁殖します。また逆に、繁殖に使わない方が良い個体は繁殖に使いません。同じ動物種や犬種なのに何故、繁殖に使うべき個体とそうでは無い個体がいるのでしょうか?

    2-2.良い個体の基準ってなに?

    シーサー

     先ほど話にでた「良い個体」について、今回はチワワに着目して説明をしていきます。世界には“国際畜犬連盟”と呼ばれる団体がありその加盟国でもある日本にはJKC(ジャパンケネルクラブ)と呼ばれる社団法人があります。ケネルクラブは正式に登録されている“犬種の標準(スタンダード)”をこと細かに決めて、その標準をどれだけ満たせるかで競い合う“品評会やドッグショー”を行っています。スタンダードは体重から性格、頭の形や体の長さ、歩き方までもこと細かに決められています。
     
    ブリーダーはスタンダードにより近い個体を生み出すために、より“スタンダードに近いチワワ同士で繁殖”させています。また、チワワ特有の“遺伝性疾患”やタブーである“マール同士の掛け合わせ”や劣性遺伝子同士の掛け合わせを避け、“繁殖には決して使いません。”健康的で元気なチワワを産ませるために犬の繁殖についての知識はもちろんの事、チワワという犬種への知識、飼育環境、母犬の状態をしっかり管理し愛情を持って飼育をしています。しかし、家庭犬としてチワワを迎える場合、“スタンダードは基本気にしなくて大丈夫”です。JKCが犬種別スタンダードを決め品評会を行っているのは“その種を途絶えさせない為”が理由です。MIXが増えている中、将来チワワという犬種はどんな犬なのかをしっかりと残していく為に行っています。一般家庭で迎えるチワワはまず品評会に出る事は無いですし、特徴ある見た目もしっかりとした個性です。チワワの購入はブリーダーからが良いと言われているのは、チワワの知識、繁殖について知識を持っている人が行っているからです。
     
     残念ながら全てのブリーダーがしっかりと知識を持って繁殖している訳ではないのです。そのため、“「ブリーダーでチワワを飼えば絶対大丈夫」と考えるのは止めておきましょう。”チワワも小さいながらしっかりと生きている生き物です。健康で産まれてきても病気もしますし、予測もしなかった事態が起こる可能性もあります。しかし、悪質なブリーダーは母犬の状態や飼育環境なんて気にもせずにとりあえず数を増やす繁殖、“貧弱体質が産まれるとわかっていながら繁殖”を行っているのです。ブリーダーの中にも良いブリーダーや悪いブリーダーがいます。次に、ブリーダーの種類についてご説明致します。

    2-3.ブリーダーにはいくつかの種類がいる

    チワワ

    ブリーダーは、その犬を繁殖している“理由や目的の違い”から種類が分けられます。そして、その目的として大きく挙げられるのが“営利目的かそうではないか”です。品評会に出すという目的で繁殖を行っているブリーダーはお金目的では無い人達がほとんどです。また、完全なる趣味が理由で繁殖を行っている人の中でも、お金儲けが理由ではない方や多少の利益を求めている方もいます。そして、完全営利目的とする場合は利益を得るために犬を繁殖させます。その中では、しっかりと犬の知識を持って行っている人もいれば、完璧無知で繁殖をさせている人もいます。
     
    【シリアスブリーダー】
    シリアスブリーダーは、ブリーダーの中でも品評会・ドッグショーを目的に繁殖を行っています。一つの犬種を突き詰めている場合が主なので、チワワの場合はチワワのみ“徹底した管理の元繁殖をします。”また、その犬種についての知識も長けており、スタンダードに近付けるために時間も労力も惜しみなく使い、チャンピオンを目指します。日本には全犬舎中5%未満しかおらず、その犬種が大好きすぎる理由や、趣味の延長線上でシリアスブリーダーになる事が多く“営利目的では無い”場合がほとんどですが、信頼出来る人に譲り渡したり、販売をしたりする事もあるそうです。
     
    【ホビーブリーダー】
    現在ブリーダーの中ではこのホビーブリーダーが一番多いとされています。いわゆる“優良ブリーダー”と言われるブリーダー達です。このブリーダーも趣味が延長線になっている事が多いようです。小さな犬舎で1~3頭程を育て、知識を持った人がしっかりと愛情を持って繁殖を行う。その中で、営利を目的とするブリーダーを“職業ブリーダー”と呼ぶこともあるそうです。また、完璧に利益を求めない場合もあります。しかし、飼育環境を整える維持費や犬達の食費、より良い繁殖を続けるために値段を付け販売をする事がありますが、ほぼ利益にはならないようです。
     
    【バックヤードブリーダー】
    このバックヤードブリーダーは、ホビーブリーダーと同じように趣味の延長線で行っている事が多いです。しかし、充分な知識も無く「人気犬種を繁殖すれば高く売れるから」と言う理由でブリーディングをします。ホビーブリーダーとの区別が見た目ではわからないので、犬舎はしっかり見学し、無理に決断を迫ってくるブリーダーの所での購入はオススメしません。
     
    【パピーミル】
    世界でも日本でも問題となっているのがこのパピーミルです。子犬(Puppy)工場(Mill)と呼ばれ、その名前の通り子犬は物のように大量生産をするのです。パピーミルのブリーダーは“完全利益のみを求めた繁殖”です。そこでは、環境や感染症、遺伝病、好ましくない組み合わせなど全て関係無しに繁殖が行われます。そのため母犬は無理な出産をさせられ、十分なご飯を与えられずに狭いケージで一生を過ごすのです。また、小さければ小さいほど高値で売れるため、無理な小型化をし虚弱体質な子犬が産まれます。パピーミルは犬にかける費用を切り詰め、子犬を高値で大量に売りさばくので儲かります。しかし行っている事は動物虐待です。摘発される事もありますが大した罪にもならず、子犬もどんどん売れるのでまた新しくパピーミルとしてブリーダーを始めてしまいます。

    2-4.購入の際に気を付けたい事

    チワワ

     チワワの子犬を迎え入れようとした時、“ブリーダーから購入すること”は好ましい事です。しかし、中にはお金儲けの事しか考えておらず無理な繁殖を行う悪質ブリーダーもいます。犬のブリーダーになるのに“資格は必要ありません。”「動物取扱業の届出」を出せば誰でもブリーダーになれてしまうのです。その事をしっかりと理解し、“ブリーダーは言う事は全て正しいという事は無い!”と頭に入れて子犬を探しましょう。そして、チワワが欲しい!と決めた場合には出来るだけチワワ専門の犬舎をオススメします。
     
    繁殖の環境や、親犬の状態を知られたくないためから犬舎を見せてくれないブリーダーや、強引にその場で契約を進めてくるブリーダーは悪質な事が多いです。また、優良ブリーダーでも、全く犬に対しての無知な人、意識があまりにも低い人には大切な子犬を販売出来ない場合があります。多少なりと知識を持った上で、子犬を迎える準備をして下さいね。初めて犬を飼う人にも誠意を持って対応してくれるブリーダーはたくさんいます!
    また、犬舎には妊娠中・出産後の神経質な母犬が暮らしており、子犬たちもいます。超小型犬になるチワワは神経質な性格な子が多いです。じっとしていられない赤ちゃんや幼い子供を連れたり大人数で行くのはやめましょう。また、感染症の問題から犬舎訪問は1日に1犬舎にし、しっかりとアポイントメント取って“マナーを守って犬舎見学”に行きましょう。

    「優良ブリーダー」から購入するメリット・デメリット

    <メリット>
    ・心身ともに健やかな子犬が購入出来る(※病気にならない事では無い)
    ・その犬種に対してのプロから直々に飼い方指導が聞ける
    ・必要な期間母犬と兄弟犬と共に過ごし精神的にも安定している
    ・社会性が身に付いている
    ・月齢にもよるが基本的なしつけが出来ている
    ・人慣れしている、欠点などがあればしっかりと説明される
     
    <デメリット>
    ・1日1犬舎のみしか行けないため、なかなか気に入った子が見つけられない
    ・ショップにもよるが、ショップよりも価格が高い傾向がある
    ・気に入った子犬がいても即日にお持ち帰りはほぼ出来ない
    ・いくら優良と言われていても管理がずさんな犬舎はある、しっかりと確認が必要
     
    バックヤードブリーダーやパピーミルから子犬を購入するメリットは値段が安いくらいです。デメリットが圧倒的に多いので、少しでもおかしいなと思ったブリーダーからは子犬の購入は避けた方がいいでしょう。

    3.ペットショップについて

    3-1.ペットショップの実態

     ショーケースに子犬子猫が入れられており、気軽に来店しペットを購入する事の出来るペットショップ。そして、意外と知られていないのが、ペットショップに並んでいる動物たちはほぼ“ブリーダー出身”なのです。そして、ペットショップに並んでいる子犬子猫は悪質なブリーダーから卸されている事が多いです。一部のペットショップでは、会社自体で繁殖を行い販売をしている所もあります。
     
    そしてペットショップの困った所、それは“気軽にペットを連れて帰れる事”です。本当は飼う予定は無かったけど見ていたら欲しくなった“衝動買いが問題”になっています。
     
    衝動買いで起こりがちなケースですが何も知識も無しに犬を衝動的に飼い始め「思ってた以上に大変」「ワクチンや予防薬でお金がかかる」「全然言う事を聞かないから」「犬が病気になったから」「引っ越すから」などと言う理由で新しい子に交換してもらったり、返金を要求したりする人がいます。また、その理由から「犬をショップに返したい」とまで言う人がいます。しかし、基本そのような事を快く受け入れる場所はありません。必要無くなった、いらなくなった犬はどうなるのか、結果“保健所に連れて行かれます。”
     
     皆さんは保健所がどのような場所かご存知でしょうか?保健所では野生の犬や身元が分からない迷子犬が連れてこられる施設です。新しい里親を探す活動もしていますが、それは新しい飼い主がすぐ見つかりそうな子犬や人慣れしている犬だけで、後は“殺処分”されます。そして、保健所にいる犬猫はほとんどが“飼い主によって持ち込まれたもの”です。今でも人気犬種チワワは、2000年代のブームで一気に人気になりペットショップでも多くのチワワが売れたそうです。その分、無責任な飼い主が「想像以上に大変なチワワの世話」で飼いきれなくなり保健所に連れていきます。そのため、保健所はチワワだらけになりました。シベリアンハスキーのブームや他犬種のブームも毎度同じ事がおこりました。そんな事はお構いなしな“悪徳なペットショップ”は、セールや割引を行い出来るだけ犬を“多く売り安く大量に仕入れまた安く売る”無責任な飼い主が子犬子猫を飼い、保健所に連れて行けば殺されるとわかっているのに“飼いきれなくて捨てる”を繰り返しています。そして、ペットショップが儲かる事は犬猫を卸しているブリーダーも儲かります。その悪循環で悪質なブリーダーは廃業する事なく続けられてしまうのです。結果最終的に“捨てる飼い主さんが悪い”ですが、命を安く簡単に容易に飼えてしまう環境がこの最悪な悪循環を生み出しています。

    3-2.ペットショップの子は病気なの?

    チワワ

     よくショップに子犬を飼いに来るお客さんの中には「ショップの子は病気にならない」と思われている人がいます。また逆に「ペットショップの子たちはみんな健康状態が良くない」「病気になるからブリーダーから飼う」と思われている人もいます。
     
    結論からすると犬も生きている動物なので“病気をします。”人間でも生きている内に一度も病院に行かず風邪もひかずに生涯を終えた人なんてごくわずかですよね。しかも子犬のうちは、赤ちゃんと同じで免疫も弱く、周りからの菌に侵されやすく病弱です。ショップではその大事な時期に、一頭一頭しっかり目を通しその子に合った管理が出来ているか!と言われたらそうではありません。夜はお店には誰もいないですし、ショップの店員も全員が資格を持つプロではありません。
     
     ペットショップは、お店にいる子犬・子猫の頭数が多く、お客さんも家の犬を連れて入店出来る場所がほとんどです。また、子犬を誰でも触ることが出来るので感染する可能性の経路全てを完璧に防ぐことは難しいです。そして、“ワクチン未接種の子犬を飼ったら、むやみにペットショップに連れて行くのはやめましょう。”ブリーダーから直接譲り受けた子も病気をしないとは言えませんが、ショップの子犬と比べるとその毛並みや精神面、体の丈夫さは優良ブリーダーから引き取った子犬の方が良いと言えます。

    3-3.ペットショップが良くないと言われる理由

     ショップの子犬たちは、悪徳なブリーダーから仕入れられているのか、普通のブリーダーからなのか見分けがつきません。しかも、“親犬がどんな状態かもわからず”基本合う事は出来ません。先ほども話が出たように悪徳のブリーダーは母犬の健康状態や遺伝性疾患、欠点、感染症など何も気にせずに繁殖します。そのため、ブリーダーから直接購入した子犬の方が遺伝性疾患や精神的な問題は少ないと言っていいでしょう。一番弱い生後間もない頃も母犬とプロのブリーダーでしっかりとサポートをし、欠点や気にする事があったとしても、しっかりと説明されます。
     
     子犬は小さければ小さいほど高値で販売されます。それは勘違いしているお客さんたちが「小さい内から飼った方がなつく」「小さいから可愛い」などの理由でよく売れるからです。本来子犬は生後2~3ヶ月頃まで母犬や兄弟犬と過ごしますが、ショップにいる子犬は若くて生後2ヶ月や3ヶ月くらいの子犬たちです。子犬たちの中でも、チワワは特に小さく食ムラになりがちで“体も弱い”です。食ムラのチワワは“低血糖”になりやすく、あまりにも食べない場合は強制給餌が必要です。また、朝方ぐったりしている時にはブドウ糖を飲ませ応急処置をした後病院に行くのが望ましいですが、低血糖とわからない飼い主さんは病院に行かずそのまま亡くしてしまう悲しい話もあります。ペットショップで迎え入れた子でも元気に過ごしている子もたくさんいますし、全てのペットショップが悪質な訳ではないですが、色々な観点からペットショップでの購入はなるべく控えた方がいいと思います。

    3-4.「ペットショップ」のメリット・デメリット

    <メリット>
    ・気に入った子がいれば即お持ち帰りが出来る
    ・ブリーダーに比べて安く購入出来る
    ・いつでも気軽に会いに行ける、気軽に抱っこが出来る
     
    <デメリット>
    ・どんなブリーダーの元で産まれたかわからない
    ・親犬が見れない
    ・ショップの店員も全員が全員プロでは無い
    ・遺伝性疾患を抱えている事がある
    ・(感染が蔓延しやすく)寄生虫や感染症を持っている可能性がある
    ・ある程度大きくなった子は吠え癖などの良くない癖がつく場合がある

    4.里親について

    4-1.里親はどこからなれば良いの?

    犬と人

     様々な理由で捨てられてしまった子や、野良犬野良猫を保護している保健所や団体から新しい飼い主として里親になる事が出来ます。犬や猫を家族に迎え入れようとした時、一番初めに考えて欲しいのが“里親制度”です。殺処分されている頭数はボランティアや団体の頑張り、里親制度が前以上に広まってきた事から年々減ってきていますが、平成27年度には約8万匹の犬猫が殺処分されているのです。
     
    里親になるためには、里親募集掲示板をチェックし保護団体に問い合わせるか、保健所に直接足を運び新しい家族を探している犬や猫の情報を集めます。里親を探している犬種は猫種はMIXが多いですが、人気犬種もいます。また、年齢も幼齢から高齢まで幅広いです。ほとんどの保護団体が営利を目的としていない為その子にかかった費用(ワクチン代など)だけでブリーダーやショップと比べて“安く引き取る事が出来ます。”しかし、先ほどMIXが多いと言ったように保護されている犬種は主に“雑種・MIX”です。小型犬の里親募集はありますが、“純血チワワの里親様募集”はなかなか見つかりません。犬の魅力は血統だけではありませんが、「どうしてもこの犬種が欲しい!」「血統書付きが良い!」とこだわりがある場合はショップやブリーダーからお迎えする方が合っていますね。

    4-2.里親になるのは大変?

    チワワ

     ショップやブリーダーから子犬を購入する以上に里親になるのは大変です。「新しい家族の元では絶対に幸せになって欲しい!」と願う保護団体、保健所の皆さんの気持ちから犬猫を飼うにあたっての“審査は細かく厳しい”です。例えば、一人暮らし、高齢者のみの家庭には引き渡しをお断りする場合がほとんどです。そして、家にどれくらいいられるか、仕事はしているのかなど細かいチェックがあります。ペット可のマンションかどうか証明書を持参して貰ったり、自宅を拝見したり、家庭事情まで聞く事もあるそうです。審査が細かく厳しい事から里親になる事を諦める、諦めざるを得ない場合もあります。しかし、基準を低くしてしまえば安価で手に入る動物を虐待し簡単に手放し、また保健所に戻ってくる可能性が出て来てしまうので厳しくする必要があります。
     
    保護団体には“トライアル”と言うものがあります。この期間はお試し期間のようなもので、気に入った子を実際に家に招きどんな感じか、里親様が本当に飼えるのかの適正期間でもあります。ここで、先住犬とあまりにも合わない、確認の上だが思った以上に攻撃的で飼えないなど様々な問題が起きてしまうと残念ながら正式譲渡にはなりません。引き渡す動物や里親様、“双方に良い結果”になれるようにトライアル期間を設けています。無事トライアル期間が終われば正式譲渡です。
     
     個人的に野良猫を保護したり、家で飼っていたペットを諸事情で手放す飼い主さんが個人で里親募集をかけている場合があります。その際にはトライアル等は無い場合が多く、厳しい審査も無い事がほとんどです。個人対個人のやり取りになりますので、トラブルにならない為にも“里親になる飼い主さんが慎重”になり、しっかりと話し合いやお見合いを設け考えましょう。

    4-3.「里親」のメリット・デメリット

    <メリット>
    ・ブリーダー、ショップよりも安く購入出来る
    ・健康面や欠点はあらかじめ確認済み、獣医にもしっかり診せている
    ・成犬を引き取る場合、ある程度のしつけが入っており落ち着きがあるのでまったり過ごせる
    ・ある程度の性格を把握し飼う事が出来る(トライアル期間がある)
     
    <デメリット>
    ・自分の好きな犬種を見つけるのが難しい、人気犬種はほぼいない
    ・保護団体との密な連絡の取り合いが必要で、すぐには引き取れない
    ・血統書が無い、MIXが多い
    ・厳しい審査を通らないといけない

    5.さいごに

    結局どこから迎えた方がいいの?

    チワワ

    チワワをどこから迎えた方がいいのか、最終的に決めるのは全て“飼い主さんの判断”です。身近なペットショップで購入するのも、血統を考えてブリーダーから迎えるのも、保護犬を飼うのも良いと思います。何が良くて何が悪いなんて事はありません。しかし、“メリットとデメリット”をしっかり理解した上でどこから迎え入れるのかよく考えましょう。どこでお迎えしようがペットはしっかりと命を持つ生き物です。“責任を持ち、生涯お世話”をする事は変わりません。
     
    「やっぱりこうした方が良かった」と生き物を飼った後に後悔は出来ません。後悔しないためにも自分の家に合った場所からチワワを迎えてあげましょう。個人的に、純血のチワワを飼うならブリーダーから、チワワの血が入ったチワワよりのMIXなら保護団体から迎えるのがオススメです。

お役立ちコンテンツ